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アイテム１／ダイニングテーブル
SEPION セピオン テーブル ／ カッシーナ・イクスシー

セラミックの天板と無垢材の木脚の組み合わせが機能的で高級感のあるダイニングテーブル。長円形の優雅なデザインは、空間を広く見せてくれる効果もある。天板の縁は直線が無く、ごくゆるやかなカーブを描いているので、丸脚のデザインとともに優しい印象を与え、大きさの割に空間に軽やかに置けるのがいい。インテリアの一部としてリビングダイニングとテイストを合わせてオーダーキッチンを誂える戸建住宅の作り方の流れを受けて、マンションでは家具をキッチンに寄せていくニーズが高まっている。 そのためかキッチンのワークトップの面材としても使われるセラミックは、最近ダイニングテーブルの天板に使う素材として人気。カッシーナ・イクスシーのオリジナルブランドからセラミックも選べる新作ダイニングテーブルが発売されたのを知り、早速買い替えた。高価ではあるものの、大理石よりも値頃感があるのがいい。それになにより機能的だ。耐熱性が高く熱いフライパンや鍋などを直接置け、耐水性も高いのでさっと拭くだけで汚れを気にせず作業ができる。風合いのある白いセラミックの天板に料理が映え、レフ板効果で顔色も良く写るのも嬉しい。

『SEPION セピオン テーブル（天板＝セラミック） ／ W1900 × D1000 × H730 mm ／ ￥770,000（税込） ／ カッシーナ・イクスシー』

アイテム２／パーテーション
パーテーション 100 ／ アルテック

ソファでくつろぐ時には、仕事場でもあるキッチンが見えないようにしたい。揚げ物をしている時や、来客時にスピーディーに仕上げたい時の険しい顔を見られたくないオープンキッチンならではの悩み事をさりげなく解決してくれるアイテム。置くだけで空間に有機的なカーブが生まれてインテリアがグッとこなれて見え、手持ちのカーブしたベンチとも合う。150cmという絶妙な高さは、連続した空間として感じられる絶妙なサイズで、部屋を狭くすることなく視線をコントロールしてくれる。以前から北欧の名作椅子を手に入れたいと願い続けて、ラウンジチェアに試し座りしている際に表参道の店舗で偶然見つけたアイテムだった。細いパイン材をすだれ状に垂直に配した構造なので、端から巻いて収納することもでき、持ち運びも簡単。息子が独立し夫婦二人だけになったら、今は個室として隣接している部屋も拡張して同じデザイナー、アルヴァ・アアルトのラウンジチェアを迎えたいと考えている。フィンランドのアアルトの自邸にも行ってみたいね、と夫婦で話すようになった。

『パーテーション 100 ／ W150 × D200 ㎝ ／ ￥382,800（税込）／ アルテック』

アイテム３／米びつ
密閉 シンク下米びつ タワー 5kg 計量カップ付 ／ 山崎実業

食べ盛りの息子がいるのでお米はすぐになくなるものの欠かすわけにもいかない。これまではガラスのキャニスターで保存していたが、昨今の夏の暑さや部屋の日当たりの良さからtowerの製品に変更した。情報源は、SNS。自宅で使ってよかったものを情報発信している子育て主婦のアカウントの動画からだった。キッチンのシンク下引き出しにピッタリで、冷蔵庫の野菜室にも収納可能。パッキン付き密封できる蓋は、お米をホコリや湿気、他の食材からのにおい移りからも守れて、透明なので残りの量も確認できて、大きく開いてすくいやすい。付属のしっかり最後まですくえる形状の計量カップは、目盛もはっきりとわかりやすく家族にも頼みやすいので助かっている。そういった主婦目線の情報を、購入前から動画で見られることはありがたいし、自身の配信の際も参考になっている。

『密閉 シンク下米びつ タワー 5kg 計量カップ付 ／＜米びつ＞ 約 幅300 × 奥行197 × 高さ192mm 、質量880g ＜計量カップ＞ 約 幅78 × 奥行73 × 高さ74mm 、質量50g ／ ￥2,860（税込） ／ 山崎実業』

アイテム４／スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジ ビストロNE-BS6C ／ パナソニック

家電ひとつで家事は劇的に変わるとはいえ、インテリアに馴染むことが絶対条件。信頼のパナソニックの中から、もっともデザインがシンプルで高機能な機種を選んだ。朝のトーストを焼くことから、日々のオーブン料理、夫が作る休日のプリンまでこれ一台でまかなっている。下ごしらえした材料を耐熱ガラス製ボウルに入れたら、あとはおまかせで、カレーや煮物等の定番メニューが手軽に作れる。油を使わずに揚げものもでき、完全に目を離して他の準備もできる。熱々の容器のままテーブルに出せるオーブン料理は、簡単なのに華やかで手の込んだ味に仕上がるので欠かせない。家電オタクの夫が喜んで使ってくれるのが、選ぶ際のもうひとつの決め手でもあった。自分で食べたい料理が思いのほか簡単に作れることを知り、妻任せだった料理を家族みなが趣味として楽しむように変化し、夫や息子の作る思いもよらない料理をいただける機会が増えたのも刺激になっている。受験生に効くレシピの次の企画のヒントにもなりそうだ。

『スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS6C ／ ＜外形寸法＞ 幅500 × 奥行400 × 高さ347㎜ 、＜庫内寸法＞ 幅319 × 奥行350 × 高さ223㎜ 、質量 15.7㎏ ／ オープン価格 ／ パナソニック』

アイテム５／レコードプレーヤー(ワイヤレスターンテーブル)
AT-LP70XBT ／ オーディオテクニカ

実家にあったクラシックのレコードを受け継いだ夫のコレクションを眺めるだけだった妻。昔のレコードプレーヤーは、針を落とすのも緊張するし、コードをつながなくては音も鳴らない。回転数を間違えて驚いたなど、全てにおいてハードルが高かった。それがこのレコードプレーヤーは、レコードを置いてボタンさえ押せばBluetoothでいつも使っているワイヤレススピーカーで手軽に聴くことができるというので、コレクションのレコードを端から聞いて好きな音楽探しを楽しんでいる。好きな指揮者や作曲家が分かればコンサートに出かけるのも楽しくなる。インテリアにレコードプレーヤーがあるのも、日常の風景として豊かさを感じられる。息子もどこからかレコードを買ってくるようになり、ワイヤレスのヘッドホンで楽しんでいるようだ。若い子の間で再びレコードやカセットテープが流行っているらしく、懐かしい曲をアレンジしたものが流れてくることが面白い。本格的にレコードの音そのものを楽しみたい夫は、有線で自慢のスピーカーから流して、ゆっくりと過ごす週末を心待ちにしているようだ。プロも愛用するオーディオテクニカの品質をテクノロジーが進化したおかげで、家族皆がそれぞれの楽しみ方ができる。趣味が広がり、次の結婚記念日に二人でフィンランディアを演奏するコンサートを一緒に聴きに行く北欧の旅を計画している。

『レコードプレーヤー(ワイヤレスターンテーブル) AT-LP70XBT ／ W400 × D330 × H110 mm、質量 約2.9kg ／ オープン価格 ／ オーディオテクニカ』