不動産基礎知識

引越し前のやることリスト!準備と流れを解説

賃貸物件への引越しが決まったものの、何から手をつければ良いか分からないと困っていませんか。引越しは、新居選びから旧居の退去手続き、そのほか役所関係の手続きなどやるべきことが複数あります。
引越しをスムーズに進めるためには、前もってスケジュールを組むことが大切です。本記事では、引越しの大まかな流れと時系列に沿ってやるべきことを解説します。各章にチェックリストを設けていますので、引越しの際にぜひお役立てください。

引越しの流れ
賃貸物件へ引越しする際の主な流れは、以下のとおりです。
- 1. 新居選び・決定
- 2. 引越し業者の選定・引越し日の決定
- 3. 旧居の管理会社へ退去の連絡
- 4. 旧居の退去手続き
- 5. 不用品の処分
- 6. 梱包資材の用意・荷造り
- 7. 電気・ガス・水道などライフラインの解約と開通手続き
- 8. 役所関係の手続き
- 9. 旧居の清掃・新居への荷物運搬
- 10. 引越し料金の支払
- 11. 旧居の明け渡し
- 12. 運搬した荷物の確認
引越しは、細かな手続きが複数あります。「スケジュール通りに進まなかった…」といったことにならぬよう、時間があるときにやることリストを作り、余裕を持った行動をおすすめします。

引越し1カ月前までにやること
- 新居選び・決定
- 引越し業者の選定・引越し日の決定
- 旧居の管理会社へ退去の連絡
- 旧居の退去手続き
- 不用品の処分
- 梱包資材の用意
まず、新居探しから始め、新しく住む場所を決定します。新居が決まったら、引越し業者の選定、旧居の管理会社へ退去の連絡と進みます。引越し業者は物件によって指定されている場合もありますので、管理会社に確認しておきましょう。賃貸の駐車場を契約している場合は、このタイミングで一緒に解約の連絡をしましょう。
引越し前の余裕のあるタイミングで不用品の処分、梱包資材の用意を済ませておくと安心です。

引越し2~1週間前までにやること
- 荷造り
- 電気・ガス・水道などライフラインの解約と開通手続き
- 転居・転出届の提出
- 国民健康保険の資格喪失手続き
- 旧居の清掃・新居へ荷物の運搬
引越しの2~1週間前までには、荷造りを進めます。荷造りの際は、季節外家電やシーズンオフの衣類など、すぐに使わないものから詰めていくと効率よく進みやすくなります。
また、電気やガス、水道といったライフラインの解約と開通手続きも引越しの2週間前までに済ませておきましょう。解約を忘れると転居後に費用が発生する恐れがあるため注意が必要です。
そのほか、国民健康保険の資格喪失など役所関係の手続き、旧居の清掃も併せて進めていきます。

引越し当日にやること
- 荷物の最終梱包・運搬
- 引越し料金の支払い
- 旧居の明け渡し
- 運搬した荷物の確認
- 旧居の電気・ガス・水道の停止
- 新居の電気・ガス・水道の使用開始
引越し当日には、スマートフォンの充電器やタオルなど引越し当日まで使うものを梱包して新居へ持っていきます。
引越し料金の支払いは、引越し当日が基本。支払い方法や詳細な金額を前もって確認し、おつりが出ないよう準備しておくと安心です。
旧居の明け渡しや旧居のライフラインの停止を確認後、新居へ移動し新しい住まいの電気やガス、水道が使えるか確かめます。

引越し後にやること
- 荷物の最終梱包・運搬
- 転入届・マイナンバーの住所変更・印鑑登録
- 福祉関係(児童手当・年金など)の手続き
- 運転免許証の住所変更
- 銀行口座・クレジットカードの住所変更
引越し後には、役所関係の手続きを済ませなければなりません。異なる市町村へ引越しした場合、引越し後14日以内に新居のある市区町村の役所に「転入届」の提出が必要です。転入届の手続きと一緒にマイナンバーの住所変更や印鑑登録、児童手当等の福祉関係の手続き、国民健康保険に加入する場合は加入の手続きも済ませます。運転免許証の住所変更や銀行口座、クレジットカードの住所変更もこのタイミングです。
まとめ
引越しは、新居探しから契約、旧居の退去の連絡と解約手続き、荷造り、役所関係の手続きなどやるべきことが多岐に渡ります。引越しが決まったら余裕を持ったスケジュールを組み、一つひとつこなしていくと良いでしょう。
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