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賃貸物件の広告の読み方を解説!

賃貸物件の広告には「駅近物件」「敷金○カ月」など、さまざま情報が記載されています。

自分の要望に沿った部屋を借りるためには、広告の情報をしっかりと読み取ることが大切です。そこで今回は、賃貸住宅を探されている方に向けて広告の読み方を解説します。

賃貸物件の広告で確認したい10のポイント

賃貸物件の広告でチェックすべきポイントは、次のとおりです。

一つずつ、詳細を解説します。

駅までの距離

駅までの距離とは、最寄り駅から物件までの距離80mを1分として(端数は切り上げ)計算されます。たとえば、○○駅から徒歩5分といった表記があった場合、最寄り駅から物件までの距離は約400mです。

なお、信号や踏切などの待ち時間は含まれません。そのため、徒歩5分と記載がある物件であっても周辺環境によって徒歩所要時間は変わります。 

賃料・管理費・共益費

賃料とは、月々の賃貸料金のことです。また、管理費とは物件全体の維持管理に必要な費用のことで、共益費とは共用部分の維持管理のためにかかる費用のことをいいます。

管理費と共益費はまったくの別物に見えますが、実際には同義で使われることがほとんどです。賃料とは別に、物件の維持管理に必要なお金と覚えておくだけで十分でしょう。

敷金・礼金

敷金とは、家賃の滞納や故意による設備の破損などに備えて借主が大家さんに預けるお金のことです。また、礼金とは物件を貸してくれたお礼に借主が大家さんに支払うお金をいいます。

敷金は借主が支払うべき債務を差し引いて返還されるのが通常ですが、礼金はいかなる場合であっても返金されることはありません。

その他の費用

その他の費用には、賃料や敷金、礼金などのほかに必要なお金がまとめて記載されています。代表的な例として、口座振替事務手数料や入居時における玄関の鍵交換費用、退去時のクリーニング費用、保証会社利用料などが挙げられます。

間取り

間取りとは、部屋の配置のことです。1LDKや2DKなど数字とアルファベットを組み合わせて表示されます。

間取りの数字は居室の数、アルファベットは部屋の用途を表しています。たとえば、1LDKの部屋なら、居室一つにリビング(L)とダイニング(D)、キッチン(K)で構成されているということです。

また、建築基準法で定められた居室の条件を満たさない部屋は、サービスルーム(S)や納戸(N)と表示されます。

専有面積

専有面積とは、マンション等の集合住宅において賃貸借契約を結んだ部屋の住人だけが使える床面積のことです。

専有面積にはリビングやダイニング、ベッドルームなどの居室をはじめ水回りやクローゼットなどが含まれ、広告には㎡単位で記されます。一方、バルコニーやアルコーブなどは含まれません。

規模構造

規模構造には、鉄筋コンクリート造(RC構造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)など物件の構造が記されています。

RC造とSRC造は、どちらも耐久性や耐震性、耐火性に優れていて、いずれもマンションでよくみられる構造です。

入居可能日

入居可能日とは、契約開始後最短で入居できるであろう日のことです。たとえば、即可と記されている場合には、既に空家となっている状態なので契約開始しだい入居できますし、2023年3月1日と記されていた場合には、その日から住み始められます。

保険

住宅保険への加入が賃貸借契約の条件になる場合、その旨が記載されています。なお、部屋を借りるときは、借家人賠償責任保険と火災保険がセットになっているプランに加入するのが通常です。

取引様態

取引様態には、広告を出している不動産会社の立場が記されています。取引様態の種類は、仲介(媒介)と代理、貸主の3つです。

仲介と書かれている場合、不動産会社が借主と貸主の間に入って契約を進めます。借主と貸主が直接やり取りすることはあまりありません。

また、代理と記載されているなら、不動産会社が貸主の代理人として借主と契約します。一方、貸主と記されているなら、不動産会社がその物件の貸主です。自社で所有していたり、借り上げている物件を借主に賃貸したりします。

まとめ

賃貸物件の広告には、建物や部屋に関するさまざまな情報が記載されています。広告を見て気になる物件があったら、内見するのがおすすめです。直接物件を見ることで、駅までの徒歩所要時間や周辺環境など広告のみでは読み取れない情報を得られます。

レジデントファースト株式会社では、都心部や首都圏の賃貸住宅を多数取り扱っております。単身向けからファミリー向けまで多彩な間取りをご用意しておりますので、都内もしくは都心近郊エリアでお部屋を探されている方はぜひ一度こちらからご覧ください。

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