虎ノ門・麻布台 エリア
虎ノ門周辺は、国際的なビジネス拠点であり、複合開発が進む活気ある街並みが広がります。麻布台周辺は落ち着いた良好な住環境が保たれ、国際色も豊かな地域です。港区の多様な魅力を形成するエリアです。

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AREA REPORT周辺エリアレポート

虎ノ門・麻布台
エリア
ビジネス躍動の虎ノ門、邸宅街の麻布台。港区の二つの顔
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エリアの歴史、街の成り立ち
虎ノ門エリアのオフィス街 江戸の武家地、明治以降に官庁・オフィス街へ発展
麻布台を含む地域は、江戸時代には多くの大名屋敷が建てられた場所でした。明治時代に入ると、大名屋敷跡は官庁や学校などの用地となり、近代的な発展を遂げました。 一方、虎ノ門は、江戸城の南に位置する門の一つであり、その周辺も武家屋敷が多く存在していました。明治時代以降、官庁街に近いことから行政機能が集積し、近代的なオフィス街へと発展しました。
1872(明治5)年に新橋-横浜間に日本最初の鉄道が開通し、東海道に面した港区全体が近代化とともに一大工業地帯へと発展。虎ノ門・麻布台エリアもこの流れの中で、交通網の整備や都市機能の拡充が進みました。 -
エリアの注目施設
愛宕神社 「愛宕神社」
愛宕神社は、東京都港区愛宕に鎮座する由緒ある神社で、1603(慶長8)年に徳川家康公の命により創建されました。江戸の防火と都市繁栄の守護神として祀られ、特に「出世の石段」が有名です。この急な石段は、江戸時代に曲垣平九郎が馬で駆け上がったという故事から、立身出世のご利益があるとされています。本殿は美しい朱塗りで、火産霊命を主祭神とし、商売繁盛、恋愛成就、学業成就など幅広いご利益があると信仰されています。境内は豊かな緑に囲まれ、四季折々の自然が楽しめます。春には桜、秋には紅葉が美しく、また高台に位置しているため、都心の眺望や夜景も素晴らしいです。
隣接する「NHK放送博物館」や愛宕山エレベーターとともに、歴史と現代が共存する空間を提供しています。愛宕神社は、地元住民だけでなく多くの参拝者に親しまれています。 -
再開発情報
「TORANOGATE」南側パース(提供:虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合) 虎ノ門に新ランドマーク「TORANOGATE」、2027年誕生予定
2027(令和9)年10月竣工予定の「TORANOGATE(トラノゲート)」(虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業)。あらゆる人々が出会い、知恵や技術が交わり、新たな価値を共創することを目指し計画が進行しています。かつて江戸城の門があった虎ノ門の歴史を継承し、未来と世界への玄関口となる革新的な「ゲート」を目指しています。「Live Architecture」をデザインコンセプトに、緑豊かな自然を取り入れたデザインが特徴で、屋上庭園や各階のバルコニーに流れる小川など、心地よい空間を提供します。官民共創のイノベーションセンターも備え、新たな閃きを生み出す場となることが期待されています。