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不動産基礎知識

駅から徒歩10分はどのくらいの距離?
メリットとデメリットも解説!

賃貸住宅を選ぶうえで、最寄り駅までの距離は大切なポイントです。とはいえ、広告に「駅から徒歩10分」と書かれていても、具体的にイメージできる方は少ないでしょう。

そこで今回は、弊社で取り扱っている都心部の物件に限定し、都内の駅から徒歩10分のイメージを紹介します。駅から少し離れている物件ならではのメリットとデメリットも解説しますので、都内で賃貸住宅を探されている方はぜひ参考にしてください。

駅徒歩〇分の距離とは?

広告に掲載されている「駅から○分」は、不動産会社の担当者や物件のオーナーが実際に歩いて計測した距離ではありません。「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、80mを1分とし、端数は繰り上げて算出されています。

たとえば、渋谷駅まで750mの場所に物件がある場合「750÷80=9.37」と計算でき、端数を繰り上げて「渋谷駅から10分」と表示されることとなります。

※「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」が2022年9月1日に改正・施行され、物件から最寄駅等までの徒歩分数を算出する際、マンションやアパートについては「建物の出入り口を起点」とすることが明文化されました。

駅から徒歩10分の物件に住むメリット・デメリット

続いて、駅から徒歩10分の物件で暮らすメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

駅から徒歩10分の物件は、最寄り駅から近すぎず離れすぎずの距離でさまざまな魅力があります。主なメリットは、次のとおりです。

駅前の利便性を得ながらも、落ち着きのある住環境を確保できる点が駅から少し離れた物件の大きな魅力です。選べる物件数が多くなることから選択肢の幅も広がり、駅近物件に比べると賃料が安いといった特徴もあります。

さらに、都心部においては、ゆったりとした間取りの低層型物件が多くなる点もメリットです。日々、800mの距離を歩くことになるため、運動不足解消にも繋がります。

デメリット

続いて、駅から徒歩10分の物件に住むデメリットを見ていきましょう。主なデメリットに、次のようなことが挙げられます。

駅から少し離れた物件は、夜遅い時間帯の帰宅に不安を感じるかもしれませんが、都心部なら周囲に夜遅くまで営業している店舗があるところがほとんどです。電灯が一つもないような夜道を歩くことは滅多にありません。

また、悪天候時の移動が大変なことも最寄り駅から距離のある物件の欠点です。特に、出張や旅行などで荷物が多いときはつらく感じるかもしれません。あまりに天候が悪いときは、無理に歩かずバスやタクシーを使うとよいでしょう。

駅から徒歩10分は遠い?

結論から言うと、800mの距離は慣れてしまえば問題のない道のりといえます。帰宅時のルートを変えたり、休日に近場を散策したりすれば楽しんで生活を送れるでしょう。

また、駅から徒歩10分の物件は駅前の利便性と閑静な住環境の両方を手に入れられる点が魅力です。場所によっては複数の駅を利用でき、アクセスに優れていることもあります。

まとめ

駅から徒歩10分の距離は、駅から近すぎず離れすぎずのちょうどよい距離で、通勤通学はもちろんのこと日々のお買い物にも困りません。さらに、駅近物件に比べると賃料が安くなり、選べる物件の幅も広がります。

とはいえ、人によって歩くスピードや歩幅が異なることから、所要時間も変わります。徒歩10分の距離感を具体的に知りたい場合は、一度実際に歩いて確かめてみるとよいでしょう。

レジデントファースト株式会社では、駅から徒歩10分の物件をはじめ駅近物件や複数路線利用可能な物件などさまざまな賃貸住宅を取り扱っております。都心部もしくは都内近郊エリアで賃貸住宅をお探しの方は、ぜひ一度こちらからご覧ください。

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