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菊川 下町の風情が残る、美味しくて便利な菊川通商店街を紹介します。

大横川の向こうにはスカイツリーも

新宿から都営新宿線でわずか20分、新大橋通りと三つ目通りが交わる交差点にある都営新宿線「菊川」駅。両隣の「森下」駅と「住吉」駅は江東区ですが、菊川だけが南側に迫り出す形で墨田区に位置しています。
「菊川」駅を起点に、新大橋通り沿い東西に伸びる「菊川通商店街」は、昭和30年代からスタートした歴史のある商店街です。「地域密着」「異業種」でスタートしたというだけあって、今なお様々なジャンルの小さなお店が軒を連ねています。派手さはないものの、昔ながらの薬局や惣菜店、スーパーマーケットも充実した菊川通商店街は、住みやすさ・暮らしやすさの象徴のような商店街。 今回はこの商店街を実際に歩いて、街の魅力をご紹介します。

まずはスーパーマーケットからチェック

品揃えのよさが評判の「オオゼキ 菊川店」
アメコミのような外観!

新大橋通りから10mほど入った場所にあるのは、肉や魚などの生鮮品の品質のよさと値段の手頃さが評判の「オオゼキ 菊川店」。広めの一方通行の道路に面しているため、店舗前もゆったりしていて、親子連れの買い物も怖くありません。市場のように生鮮野菜が広げられた入口から入れば、鮮魚・生肉コーナー、特売コーナーなど陳列が見やすいスーパーマーケットです。

いつでも安心感「マルエツ 菊川店」
おなじみの緑の看板が目印

一方、三つ目通り沿いにあるのは、朝9時〜深夜1時まで営業している「マルエツ 菊川店」です。「菊川」駅から徒歩2分という立地なので、会社の帰りにちょっと立ち寄り、夕食の買い物を済ませるにも最適。マルエツは「eatime」という自社ブランドも充実しており、惣菜やお菓子などはもちろん、ご当地おかずや缶詰まで多種多様な食材がお手頃価格で手に入ります。

たこ焼きにお惣菜、お弁当のお店も!

カフェ感覚で立ち寄れる「たこ鉄」
大きなたこ焼きの看板が!

お隣の「森下」駅に2021(令和3)年9月にオープンしたのが、「たこ焼きと一緒にちょっと一杯」という夢のようなコラボが実現するオシャレなたこ焼き屋「タコ鉄」。自慢のだしをたっぷり使ったたこ焼きは、塩をつけてそのまま食べても、ソースやポン酢でいただいても絶品です。たこ焼きハーフがついたランチやあんこをかけたデザートたこ焼きなど、オリジナルメニューも目を引きます。

手作り感満載のお惣菜が人気の「すみだ」
清潔感のある店構え

「すみた」は地元でも評判のお惣菜&お弁当屋さん。お手頃価格で美味しいメンチカツやハムカツ、カニクリームコロッケなどが、ほかほか熱々で店頭に並びます。副菜が充実したお弁当も人気がありますよ。

心強いお弁当屋さん「たむたむ弁当」
24時間営業・大盛・激安

この商店街にはもう一軒、24時間営業・大盛・激安という三拍子揃ったお惣菜屋さんがあります。「たむたむ弁当」は、大盛弁当なども充実していますが、コッペパンに惣菜を挟んだ「コッペサンド」は100円~、日替わり弁当も250円~というお値段(2022年4月時点)も魅力です。
単身者にはもちろん、共働き家庭や子育て家族にとっても、充実したお惣菜屋さんの存在は心強いですね。

暮らしに嬉しいお店は他にも

エスニック食材も揃う「シッダールタ・ミニマート」
野菜が驚くほど安い!

菊川と森下の中間地点付近にある「シッダールタ・ミニマート」は、一見八百屋のように見えますが、店に入るとエスニックスパイスや外国の食料品がずらりと並ぶ楽しいお店です。それもそのはず、このお店は東日本橋にあるインド・ネパール料理店「シッダールタ」の系列店。珍しい乾燥豆や全粒粉など、体にやさしい食材をはじめ、ハチミツや缶詰なども低価格で購入できるので、何かと重宝すること間違いなし。

薬のほか日用品も並ぶ「ドラッグストア スギウラ」
カエルのお出迎えも

「ドラッグストア スギウラ」は、カエルの人形が店先に置かれた懐かしい雰囲気の薬局。今はどこでも大手のドラッグストアが多いなか、お店の人に相談しながらお薬を購入したり、温かなやりとりが残る小さなお店も魅力的ですね。

夜10時まで営業「ゴルフ小屋 菊川店」
定額制でレッスン受け放題

新大橋通りを挟んで向かい側には、室内ゴルフレッスンの「ゴルフ小屋 菊川店」があります。定額制でレッスン受け放題というこの店は、隣の駅・森下にも店舗があり、会員になると両店舗利用できるそうです。夜10時まで営業しているので、平日夜の仕事帰りに立ち寄ることもできそうです。

飲食店には有名店も。お酒も楽しい

東京三大煮込み店のひとつ「山利喜」
入口のタヌキに癒される

菊川通商店街の西の端・「森下」駅には、多くの飲食店が軒を連ねます。
1925(大正14)年に初代が居酒屋をオープンして以降、数々の困難を乗り越えて90余年、この地で営業を続ける老舗居酒屋の「山利喜」。2代目が「やきとん」と「煮込み」を看板メニューに発展させたこの店を、フランス料理の道に進んだ3代目が引き継ぎ、テリーヌなど洋風メニューも充実した大人気店へと成長させました。遠方から訪れる人も多い名物居酒屋です。

グラスワインも充実している「BLESS」
カラフルな外観♪

その並びにあるのが、2020(令和2)年にオープンした新しい店ながら、多くの焼き鳥ファンを夢中にさせる店「BLESS」。カウンターでは予約制で焼き鳥を、テーブル席では鶏イタリアンを食べられるというユニークな趣向です。ダイナミックで美しい料理は、ミシェラン店出身の2人のシェフが腕をふるう自慢の一皿ばかり。お酒を飲みに行っても、料理を食べに訪れても満足できるお店です。

もちろんコーヒーや甘いものもばっちり

鉄板焼きのホットケーキが絶品「小野珈琲店」
ハンドドリップで丁寧に

「下町珈琲ブレンド」など、粋な名前を持つ美味しいコーヒーを提供するのは「小野珈琲」。もともとフランチャイズのコーヒー店だったこの場所に、その従業員だった小野さんが開いたこだわりの喫茶店です。絶品の「ホットケーキ」は、3cmもある厚みとふわふわの食感が特徴で、コシの強い生地を鉄板でじっくり火を入れるのがコツだそう。

洋風どらやきも充実の「福どら 森下店」
羊蹄産の小豆を使用♪

「小野珈琲」から約20歩のところにある「福どら」は、下町で愛されるどら焼きの店。あんの種類は常に10種類以上、「はっさく生どら」や「ほほえみ苺」などの季節限定のフレーバーも魅力的で、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど。店内にはイートインコーナーもあって、ここで一息つくお客様にはお茶もふるまわれるのだそう。下町らしい、ほっとできる場所です。

遊歩道でお散歩も気持ち良い

鬼平と遠山の金さんの「記念碑」
悪事は許さぬ2人の邸宅跡

菊川や森下一帯は江戸時代には深川と呼ばれ、池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の舞台にもなりました。鬼平こと長谷川平蔵は実在した人物で、火付盗賊改方(放火・強盗・賭博などを取り締まる警察)の役人として活躍した当時のヒーローです。平蔵が没した後、孫の代で屋敷替えとなり、代わりに入ったのが遠山の金さんでお馴染みの江戸町奉行・遠山左衛門。この記念碑が建つのは、その2人の邸跡の南東端にあたり、今も街を静かに見守っています。

静かで歩きやすい「大横川沿いの遊歩道」
四季折々の表情を見せる

菊川通商店街の東端は墨田区から江東区まで南北に走る「大横川」。大横川のたもとには「菊川橋児童遊園」があり、地域の人々の憩いの場になっています。大横川沿いには美しい桜並木の遊歩道があり、散歩などで行き交う人たちに四季折々の表情を見せてくれます。橋の上からはすぐ近くに東京スカイツリーも見え、フォトスポットとして昼夜を問わず人気があるそうです。

発見ポイント

錦糸町の象徴「楽天地」からは直接地下鉄へも行かれる
  1. スーパーマーケットから老舗居酒屋まで幅広い業種のお店が軒を揃える。
  2. 「菊川」駅から東西に伸びる商店街なので、仕事やお出かけ前後に使いやすい。
  3. 近くには川沿い遊歩道や公園もある!
  • 本記事は、株式会社ココロマチ が情報収集し、作成したものです。
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