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錦糸町 錦糸町商店街を歩いて探す!美味しい&便利を見つける旅

大横川の向こうにはスカイツリーも

東京の東の繁華街というイメージが強い錦糸町。その歴史は古く、江戸時代の「明和の大火」で街のほとんどを消失した江戸幕府が、両国橋を架橋し、江戸の東側の開発に着手したことがはじまりとされています。碁盤の目のように縦横に規則正しい町割、縦横に敷かれた運河など、今の錦糸町の町のあちこちに、その頃の街づくりの面影が残されています
楽天地や丸井などの大型商業施設が目立つ「錦糸町」駅前ですが、実は駅南側を東西に走る国道14号線は小さな名店が集まる歴史ある「錦糸町商店街」。東を横十間川、西を大横川に囲まれた錦糸町商店街は、美味しいものや名物の宝庫として、グルメたちが各地から集まってくるのです!今回は錦糸町商店街を実際に歩きながら、たくさんのお店を紹介します。

お肉に定食に、思い切り食べましょう!

肉オークションも楽しい「ヒレ肉の宝山」
牛の頭がお出迎え

牛の看板がひときわ目を引く「ヒレ肉の宝山」は、黒毛和牛専門の焼肉店。全国から厳選された鮮度の高い上質なヒレ肉や希少部位などが楽しめるとあって、遠方から訪れる人も多いお店です。目玉は20時から始まる肉のオークション、略して「肉オク」。本来なら高額で提供される高級なお肉を、なんと100円からのオークションで店内の客同士が競り落とすという、ユニークな趣向。ちょっと手が届かないようなお肉も、その日その日のお値打ち価格で食べられる嬉しさと、何と言っても自分が食べる肉を入札して手に入れる楽しさがあります。

毎日通っても飽きないと定評のある「谷記 錦糸町南口店」
壁いっぱいのメニュー♪

宝山の隣のブロックにあるのが、学生&ビジネスマンの強い味方「谷記 錦糸町南口店」。錦糸町は美味しくてボリューム満点の中華は多いですが、この店の目玉は30種類のボリューミーな定食を、すべて715円(一部690円 ※2022年4月時点)で提供している点。その量たるや、若い男子学生が「ご飯は半量で」とお願いするくらいの迫力たっぷり。もちろん夜は気の利いたおつまみと、ちょっと一杯という楽しみもあります。

おしゃれなお店でお料理とワインも

テラス席という名の立ち飲み席もある「ビストロガフ」
鮮やかなブルーが目印!

墨東病院の裏手にある「ビストロガフ」は、渋い黒塀にブルーのドアが目印。本格ビストロ料理を大衆酒場スタイルで提供するという、入りやすさと美味しさを兼ね備えたお店。なかでも豚鶏牛の肉と野菜を串刺しにした炭火シュラスコの「ミートコンボ」がおすすめで、肉好き女子が夜な夜な集まると評判です。

厳選イタリアンワインも楽しめる「ジョイーレ」
オシャレな店構え

国道14号沿いにあるのは、おしゃれな店構えのワイン食堂「ジョイーレ」。北海道から宮崎まで、小規模なワイナリーのワインなど、なかなかお目にかかれない日本各地のワインや厳選イタリアンワインを約200種類ほど取り揃える、本格ワインのお店。しかも料理には高知県宿毛の天然魚や国分寺の契約農家から届く野菜が使用されるなど、隅々までこだわりが感じられます。ウォークイン・ワインセラーで、自分でワインを選ぶという贅沢な体験も。

鮮魚から昔ながらの和菓子まで、嬉しいお店が並びます

鮮魚店と直営寿司店が入る「魚寅ビル」
錦糸町といえばココ!

神奈川県三崎港から直送した新鮮な魚を販売する、錦糸町の顔ともいえる魚屋「魚寅」。南口のターミナルには魚寅から素材・弁当部門が独立した「魚錦」が、国道14号を渡った丸井の横にある魚寅ビルには、1階に鮮魚店、2階に寿司店が営業しています。名物は量り売りで買える「まぐろのブツ」。夕方頃になると、このブツを目当てに長い行列ができるほどです。

猫の寝姿がかわいいモナカも粋な「白樺」
地元に愛される味

江東橋公園の横には、昔懐かしい店構えの和菓子店「白樺」があります。1950(昭和25)年にオープンしたこの店は、創業者が幼い頃を過ごした北海道への郷愁から「白樺」と名づけ、良質で安全な原材料を使った丁寧な和菓子づくりを心がけているのだとか。一枚一枚手焼きした皮に、北海道産の小豆で作ったあんを挟みこみ、丁寧に袋詰めした「錦どら」が名物。こじんまりとしたお店にも関わらず、引きも切らずにお客さんが訪れる秘密はその辺りにあるようです。

近隣住民の憩いの場「墨田区立江東橋公園」

「江東橋公園」はそんなに広くはないものの、ちょっと一息つける街のオアシス的な公園。大きな広場とベンチ、そして木の汽車の形をした複合遊具やブランコなど、子どもが遊べるスペースもしっかり確保されています。

カッパのいる公園で一休み

地元で愛され続ける「キッチン藤」
衣のサクサク感が最高!

この地で40年以上も愛され続けている老舗洋食店「キッチン藤」は、チキンカツやカニクリームコロッケなどの揚げ物中心のメニューが定番です。なかでも名物はボリュームタップリの「カツカレー」。ルーがかかっていてもサクサクと音を立てる特製の衣は、他の追随を許しません。ちょっぴり割り増し分を払うと、「2品盛り合わせ」にしてもらえるという、通好みの裏メニューもあります。

おいてけ堀の舞台だったかも…「錦糸堀公園」
愛嬌のあるカッパ像

錦糸町商店街の東側にある「錦糸堀公園」は、都会の真ん中にこんな場所が?と思うほど広い広場のある公園。その一角に、本所七不思議の一つ「おいてけ堀」のカッパ像が鎮座しています。江戸時代、釣り人が釣果の魚を持って家に帰る途中、堀から「おいてけ~おいてけ~」という声が…怖くなった釣り人が急いで逃げ帰りびくの中を見ると、釣った魚は消えていたというお話。「おいてけ堀」が実在した場所は諸説ありますが、この河童像は錦糸町を盛り上げようと結成された「おいてけ堀カッパ村」のメンバーが設置したものです。

タイ料理やインド料理もいかがでしょう

タイ国政府商務省のお墨付き「ゲウチャイ 江東橋店」
異国情緒あふれる外観

錦糸町のタイ料理といえば、ココ!錦糸町のタイ料理レストランの草分け的存在である「ゲウチャイ 江東橋店」は素材やスパイスもタイから直輸入し、オープンキッチンで本場のタイ料理を提供しています。辛さばかりがフォーカスされがちなタイ料理ですが、実は酸味や甘味、塩味が一体となって絶妙な風味を醸し出す繊細な料理。ゲウチャイはタイ国政府商務省の認定も受けたお店で、由緒正しいタイ料理を味わうことができます。天気のよい日は、広いテラス席での食事もおすすめです。

インド人コミュニティでも有名な「アジアンミントカフェ」
ミント色がテーマカラー♪

可愛らしい名前とは打って変わって、骨太のインド料理が楽しめるのが「アジアンミントカフェ」。イチオシは、シェフが中東で出会ったビリヤニをアレンジ&再現した「アラビア風ビリヤニ」です。ビリヤニは、肉や野菜と米を重ね蒸しした手の込んだ料理で、特別な日のごちそう。このお店はインド人コミュニティの中でも、ビリヤニが美味しい店として有名なのだとか。

まだまだ続くグルメ店!

錦糸町の隠れた名店登場「sugahara」
さて入口はどこに…

初見では入口がどこか迷ってしまう路地裏の隠れ家的レストラン「sugahara」は、名店・ダノイで研鑽を積んだという菅原淳氏がオーナーシェフをつとめるお店。「心の通った味のあるお店」をコンセプトに、豊洲市場から仕入れた魚介、米沢から仕入れる野菜やお肉など、吟味された食材を使った料理が評判を呼んでいます。2022年ミシェランガイド東京『ビブグルマン』にも掲載され、気取らずに堪能できる美味しいイタリアンが錦糸町でも楽しめると、じわじわと人気上昇中です。

甘さ控えめな名物タヌキの人形焼「山田家」
駅前にある本店

「美味しいものを安くてたっぷり」という、下町っ子の気風にぴったりな錦糸町名物の人形焼を70年に渡って提供し続けるのが「山田家」です。もともと鶏卵問屋だったという甘いもの好きの先代が、浅草で大人気だった人形焼にヒントを得てつくり始めたのがきっかけなのだそう。生地やこしあんへのこだわりはもちろん、キュートなタヌキを模った人形焼や『本所七不思議』の物語が書かれた包装紙など、粋な仕掛けが楽しい老舗人形焼店です。

大型の商業施設があるので買い物やレジャーにも便利

四ツ目通りと国道14号の交差点に立つ「東京楽天地」
錦糸町の顔役!

1894(明治27)年、総武線の本所停車場(現在の「錦糸町」駅)が開設されたことで、急激に発展を遂げた錦糸町の街。商店街に代表される小さな名店が並びますが、駅前には大型商業施設がずらりと勢揃いしています。
周辺に工場が多かったことから、劇場や映画館などの娯楽施設の需要があるだろうと昭和初期に建てられたのが「東京楽天地」。今は地下に24時間営業の「西友 錦糸町店」があるほか、TOHOシネマズやPARCO、天然温泉スパなど、人々を楽しませる店が変わらず営業を続けています。

7階建てフロア面積も大きめの「丸井 錦糸町店」
屋上にはフットサル場も!

また国道14号を渡ったところには「丸井 錦糸町店」も。こちらは100円ショップや手芸店、スーパーマーケットなど、より生活に密着した店舗が入店し賑わっています。
駅ビルの「テルミナ」には大手家電量販店も入っており、駅から直接ダイレクトに行かれるのも便利です。必要なものはすべて南口だけで揃う便利さも、住んでよし訪れてよしの街の人気につながっています。

暮らしに必要な施設がしっかりと整う

高度救急救命センターに指定されている「東京都立墨東病院」
街のお守り的存在

「錦糸町」駅から東に向かい、横十間川に沿って建つのが、大規模総合病院の「東京都立墨東病院」。東部保健医療圏(墨田区・江東区・江戸川区)の唯一の救命救急センターとして「最後の砦」といわれる、重要な医療施設です。夜間の救急受け入れも多いことから、地域の人々にとってはいざというときのお守りのような存在です。

都立中学御三家とも称される「都立両国中学校・高校」
国語教育が盛ん

とにかくなんでもある印象の街ですが、もちろん教育機関も例外ではありません。芥川龍之介・堀辰雄など、多くの作家を輩出してきた進学校「都立両国高校・附属中学校」も、錦糸町にあります。2006(平成18)年より附属中学が開校して中高一貫校となり、「小石川・武蔵」と並んで都立中学御三家と称されることもあるといいます。

発見ポイント

錦糸町の象徴「楽天地」からは直接地下鉄へも行かれる
  1. 錦糸町商店街は美味しいもの・名物・名店の宝庫!
  2. スーパーマーケットや映画館、100円ショップなど生活必需もなんでも揃う。
  3. JR総武線・東京メトロ半蔵門線・都営バスのターミナル駅とアクセスも良好!
  • 本記事は、株式会社ココロマチ が情報収集し、作成したものです。
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