文化や老舗の面影を残しつつ、新たな魅力も増している神楽坂エリア。特に神楽坂通りはハイセンスな店舗が軒を連ね、路地に入ると石畳の趣のある雰囲気に包まれます。また、この街はフランスとの縁も深く、気軽なビストロ、フランス料理の食材店から本格的なフレンチレストランまで、多くのフランス料理店があるエリアでもあります。戦後にフランス国営の語学学校やインターナショナルスクールなどができ、フランス人が多く集まったことから、料理店なども増えたという歴史が背景にあります。牛込柳町駅から大久保通りをとおり、神楽坂通りまでを歩いてみて、注目グルメ店から日常使いのお店までチェックしてきました!
大久保通り沿いを東へ進むと、右手に「警視庁 牛込警察署」があります。その先には牛込北町交差点があり、この辺りから様々な店舗が点在し始めます。スーパー「まいばすけっと 牛込神楽坂駅西店」は、7時から23時まで営業しているので便利です。
「Rojiura Curry SAMURAI. 神楽坂店」は、スープカレーの名店。駅すぐ近くなので、仕事帰りなどにもふらっと立ち寄ることができます。
その近くにはスーパー「キッチンコート 神楽坂店」があり、10時から23時まで営業しているのでこちらも使いやすいスーパー。広々とした売り場で品揃えが豊富ですし、惣菜も充実しているので重宝します。また、併設のベーカリー「サンジェルマン 神楽坂店」は朝8時から営業しているので、朝食やランチのパンの買い物にも便利ですね。ベーカリーといえばスーパーの斜め前にも、「メゾン・カイザー 神楽坂店」があり、メディアでたびたび取り上げられるクロワッサンが絶品です。
さらに通りを進むと、再びビブグルマンに選ばれたお店が!「中国四川料理 梅香」は、麻婆豆腐や担担麺など正統派四川料理が味わえ、ソムリエでもあるシェフがセレクトしたワインも用意されています。
こちらの交差点から東西にのびるのが神楽坂通りです。まず東エリアの様子をチェックすると、JR中央・総武線「飯田橋」駅前まで約450mほど続く通り沿いや、路地にも気になる店舗がたくさんあります。日本料理店「神楽坂 石かわ」や「虎白」は、ミシュランガイドで3つ星獲得の名店。蕎麦店「蕎楽亭」はビブグルマンに選出されており、石臼挽き手打ちそばをはじめ、店主こだわりの料理が楽しめます。その他にもヘルシーな中華を味わえる「中国菜 膳楽房」や、趣ある路地裏の階段沿いにあるスペイン料理店「エスタシオン」も、ビブグルマンに選ばれた名店です。
フレンチなら「ルグドゥノム ブション リヨネ」はいかがでしょう。本場リヨン料理をカジュアルに堪能でき、ミシュランガイド1つ星を獲得していながらリーズナブルとあって人気です。「ル ブルターニュ 神楽坂店」は日本初のガレット料理店となっており、人気のガレットが味わえます。通りから入った路地にあり、石畳も相まって本場パリのような佇まい♪いつも多くの人で賑わっている様子です。
「ル ブルターニュ 神楽坂店」の右横には、系列のフランス料理食材店「レピスリー 神楽坂」もあるので、自宅でフランス料理を楽しみたい時にオススメです。生ハムやチーズなどの食品や、調味料、洋菓子も並んでいるので、食後のスイーツも合わせて購入できます。神楽坂の歴史を知る上で欠かせないスポットがあります。「毘沙門天 善國寺」は、桃山時代末に創建された由緒あるお寺で、400年以上の歴史を誇ります。徳川家康が開基したといわれ、元々は馬喰町にありましたが、江戸時代後期に現在の神楽坂通りに移転。その結果、門前に店舗が集まり、明治時代には“山の手銀座”と呼ばれるほど、縁日で大盛況したそう。賑わいにより夏目漱石や尾崎紅葉など文豪にも愛され、現在のような商業や文化を感じる街・神楽坂へと発展しました。ちなみに現在の夜店がでるような縁日は、こちらのお寺が発祥の地だそうです。
交差点近くの「広島お好み焼 くるみ」は、店先に野菜がズラリと並んでいて、八百屋さんと見間違えるほど。本場広島の味が楽しめるお好み焼きの名店で、そばとうどんを選べるのもうれしいポイント。鉄板で作るチジミや牡蠣焼きなどもあるので、ビールが進みます♪
同じく交差点近くには、ドラッグストア「くすりの福太郎神楽坂店」と「ココカラファイン 神楽坂上店」があるので、買い物する際に重宝しそう。それぞれの2階にはフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス 神楽坂駅前店」と「JOYFIT24 神楽坂」があり、どちらも24時間営業。物件から徒歩12分ほどなので、仕事帰りや休日に気軽に運動不足が解消できますね。
東京メトロ東西線「神楽坂」駅前まで約300mほど続き、東エリアよりも日常使いできるお店が多く並んでいます。交差点近くの「神楽坂菓寮」は、20種類ものおこしの専門店。かわいいパッケージの詰め合わせは贈り物にピッタリです。その右横には「おかしのまちおか 神楽坂店」もあり、リーズナブルな価格でお菓子がたくさん並んでいます。
通りを少し進むと、手焼き煎餅店「神楽坂地蔵屋」があります。紀州備長炭で焼かれた国産米使用の煎餅は、まさに絶品。種類も豊富で、ハローキティの形をした商品など、プチギフトにもオススメです。同店舗では「パン部」も営業中で、こだわりの食パンや、コッペパン生地にホイップクリームをはさんだマリトッツォなどを販売。前述の駅前にあるベーカリーと合わせて、利用したい1軒です。
精肉店「大野屋牛肉店」のショーケースには、名物のスコッチエッグをはじめ、とんかつやカキフライなどがズラリと並んでいます。ひっきりなしにお客さんが訪れていて、地域の人気店であることが伺えます。
同じく多くの人で賑わう青果店「フレッシュランドマルキヤ」は、国産野菜が激安で買うことができるので、料理好きにはたまらないお店。食材にこだわる方は青果店「神楽坂野菜計画」がピッタリで、農薬や化学肥料を使わない農家の野菜が並んでいます。もちろんスーパーも「よしや SainE 神楽坂店」や「神楽坂 KIMURAYA」があるので便利。オシャレな飲食店だけでなく、こういった日常使いできるお店があると、神楽坂がより身近に感じられますね。
「ジェラテリア テオブロマ神楽坂店」は、路地に佇むヨーロッパ風の建物にあるジェラート専門店。こちらは人気ショコラ店「テオブロマ」のシェフが出したお店で、ジェラートやチョコレートがズラリと並ぶ、イートインスペースではパフェやショコラセットといったメニューもあります。
同じ建物の2階にはフレンチ「ラ・トューエル」があり、伝統を大切にしながらも斬新な料理は、味も見た目も美しいと評判です。フレンチなら「ラトラス」もオススメです。ミシュランガイドで1つ星を獲得したほか、食べログ「フレンチ TOKYO 百名店 2021」にも選出された名店で、完成度の高いコース料理が堪能できます。
いかがだったでしょう。
神楽坂通りが日常から特別な日までを彩ってくれる、素敵な暮らしを送れそうですね♪