コロナ禍で迎える2回目の夏。ワクチン接種が進み感染拡大は抑えられているものの、海外へ旅するのはまだまだ難しそうですね。こんな時は、どこか遠くへ出かけた気分になれる映画を観るのはいかがでしょうか。そこで今回は、世界各地を舞台にした映画を2つご紹介。

ダージリン急行（2007年）

父の死をきっかけに、疎遠になっていた3兄弟はひょんなことからインド横断の鉄道旅に出ることに。しかし、彼らには予想外の出来事が待ち受けているのでした・・・というストーリー。クセのある兄弟が繰り広げる衝突は、実にユニーク。エキゾチックな街並みも美しく描かれ、映画を観終わった後には、思わずインドに旅したくなることでしょう。

LIFE！（2013年）

主人公はかつて世界中で読まれた米国の写真雑誌「LIFE」で働く、ごく平凡な男性社員ウォルター。彼はある“探しモノ”を求め、一大決心をして一歩を踏み出します。舞台はニューヨークからグリーンランド、アイスランド、アフガニスタンへ。次々と押し寄せる困難を乗り越えるうちに、勇ましく変化する彼の表情や、次々と映される絶景は必見。アイスランドの雄大な山道をウォルターがスケートボードで疾走する場面はハイライトの1つ。